「学校やめる」と息子から言われたシングルファザーが伝えたいこと
「おじタイム」です。
この記事の記載理由は自分の息子が高1の2学期中頃に学校をやめたいと言って、高校1年で学校を中退したことや最近不登校の学生さんの数が増加していることに対して、経験を踏まえてお伝えしたいと思います。
あなたの人生の転機の一助になれば嬉しいです。
1 学校をやめたくなったら
まず、結論から言いますと。
「学校に行くのをやめましょう」
絶対にしてほしくないことは、自ら命を絶つことです。
死ぬ覚悟があるならば、死を選ばず、違う道を歩む方向へ行ってみませんか。
私は、知人が自殺した経験があります。(これは仕事場での話です。別の機会で話したいと思います。)
残された家族の悲しい姿は、いつも見るのがつらかったです。
命を絶つことだけは絶対にしないで下さい。
2 学校に行かないかわりに
学校に行くのをやめるのは良いのですが、その代わりに別の形できちんと教育をしっかり受けるようにしましょう。
なぜなら、教育は自分の人生で必要な知識を学べるだけでなく、今後の自分のやりたいことが見つかるキッカケとなるからです。
また、将来自分のやりたいことが見つかったものの、知識となる基礎がまったくない状態では、大変苦労すると思います。
そうならないためにも、コツコツと勉学に励める期間はしっかりと無理せずに知識を蓄えることが大事です。
僕も仕事をするうえで、今になって昔学んだことが活かされることがあったなんてと驚くことが多々ありました。
3 学校に行きたくない理由
学校に行きたくないのは、学校に行きたくない環境があるからだと思います。
友達ができない、クラスメイトから無視、その他陰険ないじめなど・・・
学校はよく、人間関係を構築する場ともいいますが、どうしても大勢の中では関係を構築するのは苦手な人もいると思います。
相手との相性があったり、人前であまりしゃべれなかったり、もともと無口な人もいると思います。
また相手がクラスメイトとは限りません、先輩、後輩、教師など相手も様々です。
このような状況で無理に学校へ行くと、当然ストレスが溜まり、体調不良を起こします。
ですので、身体や精神が壊れてまでも無理に学校に行く必要はないと思います。
4 学校に行きたくないことを相談しましょう
いざ家族に「学校辞めたい」と言っても「何で?」「頑張って行きなさい」と言われるだけだったり。内気な人は、家族に心配かけまいとして「辞めたい、行きたくない」と伝えることもできない人が多いと思います。
ですが、ここは勇気をもって家族に話をしてみましょう。これこそ新たな人生の始まりなのです。
私も息子が「学校をやめたい」と言った時「何で?理由は?」と聞きましたが、それ以上は理由は話してくれませんでした。学校の先生とも面談を行い理由を聞きましたが結局わからずじまいでした。
ただ、本人が私に行きたくないと伝えたことは相当勇気を振り絞って言ったんだろうなと思い、それ以上は問いただすことはありませんでした。
ですので、自分の気持ちをしっかりと伝えることが非常に重要になります。あなたの想いはきっと家族や伝えたい人に伝わるはずです。
5 さいごに
シングルファザーの僕が、息子に突然「学校やめるわ」と言われた日は本当にびっくりしました。
もし、離婚せず母親もいた環境だったら、学校をやめたいとか言わなかったもと思ったり。何かいいアドバイスで変わってたかもとなやんだこともありました。
でも、それは「たられば」の話なので、後ろを振り向かず、これからどうすることが最善かという道に進みました。
僕が伝えたいことは、最初に述べた様に行きたくない学校を行かない代わりに、別の場所で教育は引き続き受けるようにしてください。
今の時代、何らかの理由で登校できない人のための学べる場所がありますので、スマホ等で教育を受けることができる場所を探したり、紹介してくれる機関等を検索しましょう。(義務教育期間は通学型が主流だと思いますが。高校卒業認定はインターネット回線を利用した通信教育が可能です。息子が実行済み!)
なんにせよ、新たな一歩が新しい人生の岐路を切り開くことになります。それでもやっぱり家族に話しにくい方や、家庭に問題があり不登校になっている人はインターネットで調べて近くの相談窓口に相談してみましょう。
相談できる人が家族以外にいるならば、一番信用できる人に相談するのもいいことだと思います。
必要なのは、声を出すこと。始まりの一歩を踏み出すことなのです。
逃げるのではない。新たな道を踏み出そうとしているのです。
その先には、きっとあの時行きたくない学校をやめて良かったと思う日がきます!